●2005年2月1日発行/専慶流いけばな真樹会主宰・西阪慶眞 |
花材/ネコヤナギ、菜の花、レンギョウ 花器/慶眞デザイン水盤 猫柳は撓めがきき、自由な形が創り出しやすいことから「生花」の実習には重宝します。横枝は多数出ているが、それらを綺麗に修正し、筋を通して、櫛でといだような美しい線条美を見せる事がポイントです。全体には緩やかな曲がり(湾曲)がテーマで、穏やかな陽春を暗示させるのびのびした空間を見い出します。 レンギョウは茎が空洞になっています。こうした素材は折れやすいので慎重に撓めます。 専慶流の方は「WEB講座」で詳細をご覧下さい。 |
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陽光をあびる椿
一歩前へー行動 今、二次災害・三次災害…が問題になっている、昨年十二月二十六日スマトラ沖大地震が引き起こした大惨事は、ある意味人々の「慣れ」、心の「油断」がその被害を大規模にしたと言われている。何年も前から、もしも…に備えて国際間での情報伝達の必要性が提言されていたにも関わらず、前例が無いと云う理由から、その対策がとられていなかった。もしも、もっと早く正確な情報伝達がなされていれば…と誰もが思ったに違いない。 |