父の日の花はバラとされています。何色でもいいのですが「心からの尊敬」の花言葉が白バラにあたえられていることから、白色を贈る人が多いようです。ちなみに紅いバラは「情熱、愛情」だそうです。
ここでは花言葉にこだわらず、明るく開放的雰囲気を大切にいけてみました。
いけ方はまず、背の高いバラ2本を左前方に配し、さらに深く傾斜させた数本を組み合わせ左の動きを強調します。
次にカスミソウを入れます。バラの足元(前後、中央を含む)低くに入れ、それから中程度、そして長いものと云う具合に、低いものから順次入れていくのがコツです。全体的には半円球のイメージで長短をつけながら構成します。
最後に青紫のデルフィニュームをカスミソウの中に馴染ませるように配し、色彩バランスをはかります。
水揚げは水切りで十分ですが、いけあげるのに時間をかけず、痛めないよう手際よくいける事、そしてバラの刺は取らない事がポイントです。そして、葉は重要です。丁寧に扱い、多すぎる場合は少しカットします。
花言葉:愛、恋、美
花材/バラ、デルフィニューム、カスミソウ