花材/朝鮮槙 /行の生花
ポイント 関西、とくに京都では朝鮮槙の生花は定番のいけばなになっています。素材の配分、枝分けを十分吟味しバランスを求めます。
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花材/花茄子、孔雀草、トルコキキョウ
ポイント 赤く色づいた実は下部に付いていますが、この大きな実を可能な限り上部に配す枝取りを心がけ、強調した見せ方をします。撓める事は出来ません。単純でまっすぐな幹が多いため、孔雀草の柔らかい茎に流れをもたせた扱いを。
今回は花茄子(センセーショナル)の色を秋空イメージに拡がりをもたせた構成でいけています。こうしたいけ方では作例のような筒状の現代花器がふさわしいのです。何故なら、茎が弱く剣山では留まりにくいからです。また、器の色も朱、黄、ブルーなど明るいものを選び快活さを意識したいものです。
配材はデンファーレ、ひまわり、カーネーションなどはっきりしたものがよく、そこへミスティーブルーやパンパスなどを加えるといいでしょう。
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