ポイント
数種を混在させた混ぜいけ生花です。作品の素材は畑で栽培したものだが、近年は店頭にも多くの種類が並びます。「生花」に扱う天の枝は80センチは必用なので、しっかりした素材選びが必用です。葉は花の近くに数枚あれば十分ですが、大きな葉は使えません。葉が小さく、水揚げ良好な素材を入手します。コチアのような濃い色は天人地の効き枝には使わず、中心的な位置や後の陰に扱い、濃い色で引締めるといいでしょう。
ヒマワリは頭が重く、そのわりには茎が柔らかく、剣山に立ちにくいものです。水切り後、なるべく一気に挿して、動かさないように生けあげていくのがコツです。どうしても安定しない場合は添え木をしておきます。
●水揚げ 水切りの励行。